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死を意識した時に強くなるメンタルの話

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死を意識した時に強くなるメンタルの話
いつもお世話になっております。
イノセル内野です。

クリスマスですね。
一般的にはキリストの誕生日。

今日は入院で暇を持て余しているので、日本の歴史も少し紐解いてみました。


ほとんどの方が知らないと思いますが、12月25日は、同時に大正天皇の崩御された日。

昭和という時代がスタートした日でもあるんです。

大正天皇の在任期間はわずか14年、しかも47歳の若さで亡くなります。

その在任期間、寿命で成し遂げられたことが、
現代の日本を形成することに大いに通じていると私は感じました。

例えばこんなこと。

・グローバル化の足かがり国際連盟への加盟
世界初の国際平和機関である国際連盟に加盟。

・政治の民主化の確立
→武士階級(藩閥)出身ではなく
庶民階級から登用されたことで、政治の民主化を象徴。

・普通選挙法への布石
→男性普通選挙権への道を開いたのは、大正時代の政治運動。

・労働者法の改革
→ 女性解放運動の芽生え

・工業化の進展による経済発展の礎
→大正時代は日本の工業化が加速し、鉄鋼業や造船業が発展。

・都市化と消費文化の形成
→都市部では百貨店や電車網が整備され、近代都市文化が形成。
→ラジオ放送や映画館の普及により大衆文化が開花。

・金融制度の改革
→日本銀行法改正により、金融政策の基盤が強化され、
 国際金融市場での信用力を向上

・義務教育の普及と高等教育機関の拡充
→義務教育が広まり、国民全体の識字率が向上。
 旧制高校や帝国大学(現在の東京大学など)が設立され、エリート教育も進む


たった14年。
この視野の広さと、変化の本質的な先見性、
今の日本が形成される変化の種が生まれていませんか?

失われた30年と言われて、衰退の一途を辿ってきた近代史とは
比べ物にならない強い変化の芽を作っていることに驚きます。


大正天皇は幼少期から病弱でした。
死を迎えることをわかっていると、
やらねばならないことや、やりたいことが明確化します。

大正時代にこんなにも多くの現代の伊吹が生まれていることと、
もしかしたら関係があるのではないか?
と私は思います。


人生で「死」を意識する瞬間。

事故や病気、大きな挫折——。
なかなかないですよね?


私はこの2年、何度も死について考える機会をもらえました。
でもこれは特別な人に与えられることではないと思うんです。

なぜなら冷静に考えたら、
皆、いつかは必ず死を迎えます。

明日交通事故で亡くなる危険は皆にある。

心不全や心臓の病気で急逝することもあり得ます。

事件に巻き込まれるリスクもある。


でも、なぜか、その日は来ないと、
思ってる感覚でいるもんですよね。

私が健康なら100%、



なんてことについて考えることはなかったと思います。


ただ、死を考えるという極限状態は、
人を強くするアイデアを授けてくれます。

そして、そのアイデアから
使命を早くに天から降ろしてくれる。

使命とは、命を何に使うか?

という人が生きる価値を最大化してくれるものです。
使命感がある人の人生の充実度はない人に比べて
数百倍の生きがいを感じるのではないでしょうか?


死を意識すると、使命感を作ることにも大きなヒントをくれるんです。
私の個人的使命は

「つまらないものを面白くする」

です。

これまでの人生において、
そこに大きなエネルギーを割いてきたし、
それによって人を幸せにしてきた経験もある。

この仕事版が「営業を面白くする」。
これらは天から降りてきた感覚があります。

私が体験した、死を意識したときに
この使命感はどんどん強くなり深く掘られていきます。

サラリーマン時代には、ブレブレだった仕事観。

ところが今は、軸ができた。

だからビジョンもクリアです。
ビジョンがクリアだから判断基準も明確。
やることややらないことも明確。

だからメンタルも強くなったし、やりたいことが沢山できた。

こんな体験をさせていただきました。

今日は死を意識すれば、
強化されるであろうメンタルについて
あくまで私の体験ですが、今回はそれをシェアします。


(クリスマスの日に重いかな...。惑いながら共有しますね笑。)



1. 極限状態が生む開き直りの力

人は追い詰められると、
「どうにでもなれ!」という境地に入ることがあります。

これを心理学では認知的再評価と呼びます。

「もう失うものはない」と思った瞬間、
逆に
大胆でクリエイティブな行動が取れるようになるんです。

営業で契約がゼロの日も、
このメンタルを使うことで逆転の突破口が見つかったりします。


2. 成功ではなく、耐える力が磨かれる

絶望感の中では、どう耐えるかが問われます。

この時に磨かれるのは精神的持久力です。

トップ営業は数字が落ち込んだ時でも、
とにかく動き続けることでチャンスを掴むタイミングを待ちます。

動けば、次の結果は必ず変わるからです。
待つ力って人生を豊かにする上でとても大切なものなんです。



3. 他人を頼る勇気も鍛えられる

限界に追い込まれると、プライドを捨てて助けを求める力が育ちます。

今回の病気は、信じる力をとても強くしてくれました。

一人で抱え込むよりも、人を頼れるメンタルは
ビジネスでは大きな武器になりますし、仕事が面白くなりますね!

これがないマネージャーが本当に多いです。
人を頼れる人の方が強い。

このことに早く気づけると人生の加速度が変わります。



4. 失敗への耐性が高まる

失敗を恐れずに突き進めるかどうかは、
死を意識すればなんてことなくなる。

そんなことが増えます。
死ぬことを考えれば、このくらい失敗して何の問題があるか?
この精神を持つ人はチャレンジが大胆です。


それこそ死を意識するような修羅場を
乗り越えた人は、成功の大きさが変わります。

だから私も大成功すると信じているんです!

失敗の大きさ=成功の大きさと捉える強さを手にします。

どんなミスも成長の一部。
そう思える心が、次の勝利を生みます。



5. 視点が変わり、解決力が高まる

極限状態では、これまでのやり方が通用しない
という事態に直面します。

このとき鍛えられるのは発想力の転換です。

一度すべてを手放してゼロから考え直すことで、
新しい解決策が見えてくることが多いんです。



6. コントロールできることに集中する力

ピンチではすべてを変えることはできません。

でも、今の自分にできる
ことだけに集中できる人は確実に前進できます。

営業なら、1件でも多く訪問する。

経営なら、1人でも多く人に相談する。
本を読むなど。

コントロールできる行動にフォーカスする力は
危機を乗り越える必須スキルです。



7. ゾーンに入る瞬間が生まれる

極限状態では集中力が高まり、
いわゆるゾーンに入る瞬間が生まれます。

時間感覚が消え、目の前のことだけに没頭する。

この感覚を経験すると、
困難を超える快感を知ることになります。

苦しい状況ほど、この集中力を磨くチャンスです。



8. 人生観が変わる覚悟が生まれる

人はギリギリの状況を経験すると、
これ以上はないという覚悟を持てるようになります。

病気で、人はいつ何が起こるかわからない
だから今を大事にしてやるしかないと決めた瞬間、
目の前の壁が小さく見えるんです。



9. 感謝の気持ちが深まる

死を意識した瞬間から自分は1人じゃなかったと気づくものです。

支えてくれた人、助けてくれた言葉に
改めて感謝できるようになります。

この感謝の気持ちは、次に他人を支える力に変わると信じてます。





まとめ:死を意識した時こそ、伸びる自分を信じる

極限状態では、開き直り、耐久力、
他人を頼る力、解決力、失敗への耐性、
ゾーン体験、覚悟、感謝の気持ち。

9つのメンタルが強化されます。

苦しいときほど、新しい自分に出会える瞬間です。

もし今、踏ん張っている人がいたら、
それは成長のタイミングかもしれません。

自分の底力を信じて進んでいきましょう。




 
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