
いつもお世話になっております。
イノセル内野です。
23歳の時、ある社長から言われた
言葉を今でも覚えているってことは
私の人生の教訓になっているのでしょう。
その社長は元伊藤忠商事で、
リサイクル事業のベンチャーを立ち上げ
みるみる100名企業に成長させ、
大金持ちになった社長。
私はその会社に求人広告を扱う営業として
通い詰めており、新規受注した先でもあり
ました。
そこで、
「君の給料はいくらだ?」
「19万円です」
「その倍だすから今うちに飛び込めるか?」
とダイレクトにスカウトされました。
魅力的な社長と倍額オファーに心が揺れ
思わず
「ぜひ!」
と軽い返事をしてしまった後、
めっちゃくちゃ不安になり、最終的には
内定を辞退しました。
辞退理由は、
・なぜ私に倍額オファーを出せるのか?
ロジックがわからない
・扱っている分野が事業廃棄物をリサイクル
するというもので、地味すぎる
・休みが土日じゃない
・女性社員が1人もいない男臭い
※彼女作れなそう、、、
・通っている歯医者から遠くなる
こんなくだらないもの。
そのいくつかを最もらしい理由にして、
社長に辞退理由を伝えたらこんな言葉
を返されました。
「君は普通の男だった。私が内定を出した
理由は、内野くんには特別な熱量を感じた
からだ。
それは、先に代償を払うことができる
力があるという意味だ。
富裕層になる人間は、まずは先に
相手に何ができるか?差し出せるか?
を考える。
自分に何をしてくれるか?
何の得があるか?
を先に考える人間が大成することは
ないんだ。
即決できた君は素晴らしかった。
今の我々の会社には
何もないからね。
ただ、一緒に将来を作る側に行くって
覚悟があったと俺は思った。
でも違ったね。
君も平凡な男だった。
それだけのことだ。
内定の辞退、
了解したよ」
これ、23年前に言われたセリフですが
鮮明に覚えてますね。
この会社を辞退したことは後悔して
いませんが、この考え方にはショックを受け
ました。
しかし、今、採用する側となり、
人を雇う側になったことで、
この考えが身に染みて
わかります。
先にお客様の問題を解決することに
アイデアを練り、競合よりもいい
価値を提供して、適正利益を得られる
価格を設定できるか?
ここに命をかけて考え抜き、提案し、
改善し、ブラッシュアップし続ける。
価値を価格と釣り合わせるために、
まずは思考時間や人や工数を
投じる、つまり代償を払う。
そして、そのサービスを提供して、
価格より安いじゃん!価値があるじゃん!
とお客様に判断されたら、どんどん、
利益が上がる構造が作られるわけです。
だから事業で利益をより生み出せる仕組み
とお客様の満足度を両立させることに
フォーカスする社員は給与も上がるし、
お客様からも評価され、結果的に会社にも
利益という原資がどんどん増えます。
ベンチャーが成長する際に無視できない
セオリーは、
「利益構造を作る前に、コストが増える
仕組みを作るな」
ということです。
これが成長企業が先に投じるべき代償です。
・ビジネスモデルを磨き抜く。
・顧客に同じ価値を届けられるようにする。
・サービスが改善される仕組みを作る。
・顧客に提供する価値のクオリティを
高め続ける
成長企業の社員はここに集中する。
そのようにマネジメントサイドも工夫する。
このビジネスモデルを磨き抜く前には直接
リターンに繋がらない投資は慎重になるべき
と考えている方です。
例えば、
いい採用のために、
オフィスを綺麗な場所に引っ越した方がいい
って説ありますが、これほんとでしょうか?
→そもそも綺麗なオフィスで働きたい!
みたいな人って優秀な人なんでしょうか??
少なくとも弊社で採用したい人は、
そんな薄っぺらい思考の人はとりたくない。
オフィスが綺麗なことと、採用ROIが
合致するかどうかはかなり疑問だと
思います。
ただし、ROIにつながるロジックや
根拠があればもちろんオッケーです。
成長企業で出世する人は、
ROIのロジックを数値で語れます。
この投資をすることで、どういうロジックで
いくらのリターンがあるか?
それを定量的に説明する力は
これからの時代マストな能力。
でも焦点を当てるべき視点は、
いかに
お客様への価値を高め、増やすか?
それを適正な利潤につなげるか?
ここにフォーカスする社員は経営視座を
持っていると言えます。
たとえば、昔の人材紹介で1名20万円で
紹介しているエージェントがありました。
顧客側の視点で言えば安いです。
ところが、20万円だと、いい人材集める
投資ができないため、ひどい人材の紹介
ばかりになる。
結果、20万円でも価値に見合わないサービス
と認知され、あっという間に倒産です。
一方で、1単価400万円のヘッド
ハンティング会社があります。
ここの紹介する人は役員クラス。
1名の採用が会社の命運を変えることも
ある。
1名の採用で、年商を30億円のばし、
創業者は苦手な業務から全て解放された
社長を知っていますが、
もし、こんな人を採用できたら400万円
なんて安い投資です。
これは社員に払う給料も同じ発想です。
あなたの給料が50万円だとしましょう。
そこで月間生み出せる売上が300万円
だとしましょう。
単純に自分250万円の利益を生み出せる
能力があるわけですね。
でも、月給30万円の人で同じく売上
300万円を作れる人が来たら?
月間利益270万円。+20万円の差。
年間で240万円の差になる。
こうなると50万円の給料の仕事は
なくなる可能性があるわけですね。
あなたの時給に対する付加価値と
今やっている仕事が見合うか?
これは常に見返した方がいい視点です。
給料が増えたら、その分あなたの
時間あたりの付加価値を上げないと
なりません。
前職でも10万円の給与が上がったのに
ずっと同じ見込み客に
テレアポしができない営業マンが
いました。
給料が上がったら見込み先を大手に
変えるとか、単価の高い商材を提案
してみるとか自分の生産性をハイコスパ
にすることが大切です。
ビジネスの本質は投じたお金より
大きなリターンを得ること
です。
そのリターンを得る際のマストなプロセス
で、顧客期待を超えるサービスが必要な
んです。
いろんな話をしましたが、
本日お伝えしたいことは1点。
成功者は先に代償を払う
ってことです。
あなたも成功者の道を歩み始めるには、
まずは、成功するために何を代償として
支払うか?を考えてみては
いかがでしょうか?
イノセル内野です。
23歳の時、ある社長から言われた
言葉を今でも覚えているってことは
私の人生の教訓になっているのでしょう。
その社長は元伊藤忠商事で、
リサイクル事業のベンチャーを立ち上げ
みるみる100名企業に成長させ、
大金持ちになった社長。
私はその会社に求人広告を扱う営業として
通い詰めており、新規受注した先でもあり
ました。
そこで、
「君の給料はいくらだ?」
「19万円です」
「その倍だすから今うちに飛び込めるか?」
とダイレクトにスカウトされました。
魅力的な社長と倍額オファーに心が揺れ
思わず
「ぜひ!」
と軽い返事をしてしまった後、
めっちゃくちゃ不安になり、最終的には
内定を辞退しました。
辞退理由は、
・なぜ私に倍額オファーを出せるのか?
ロジックがわからない
・扱っている分野が事業廃棄物をリサイクル
するというもので、地味すぎる
・休みが土日じゃない
・女性社員が1人もいない男臭い
※彼女作れなそう、、、
・通っている歯医者から遠くなる
こんなくだらないもの。
そのいくつかを最もらしい理由にして、
社長に辞退理由を伝えたらこんな言葉
を返されました。
「君は普通の男だった。私が内定を出した
理由は、内野くんには特別な熱量を感じた
からだ。
それは、先に代償を払うことができる
力があるという意味だ。
富裕層になる人間は、まずは先に
相手に何ができるか?差し出せるか?
を考える。
自分に何をしてくれるか?
何の得があるか?
を先に考える人間が大成することは
ないんだ。
即決できた君は素晴らしかった。
今の我々の会社には
何もないからね。
ただ、一緒に将来を作る側に行くって
覚悟があったと俺は思った。
でも違ったね。
君も平凡な男だった。
それだけのことだ。
内定の辞退、
了解したよ」
これ、23年前に言われたセリフですが
鮮明に覚えてますね。
この会社を辞退したことは後悔して
いませんが、この考え方にはショックを受け
ました。
しかし、今、採用する側となり、
人を雇う側になったことで、
この考えが身に染みて
わかります。
先にお客様の問題を解決することに
アイデアを練り、競合よりもいい
価値を提供して、適正利益を得られる
価格を設定できるか?
ここに命をかけて考え抜き、提案し、
改善し、ブラッシュアップし続ける。
価値を価格と釣り合わせるために、
まずは思考時間や人や工数を
投じる、つまり代償を払う。
そして、そのサービスを提供して、
価格より安いじゃん!価値があるじゃん!
とお客様に判断されたら、どんどん、
利益が上がる構造が作られるわけです。
だから事業で利益をより生み出せる仕組み
とお客様の満足度を両立させることに
フォーカスする社員は給与も上がるし、
お客様からも評価され、結果的に会社にも
利益という原資がどんどん増えます。
ベンチャーが成長する際に無視できない
セオリーは、
「利益構造を作る前に、コストが増える
仕組みを作るな」
ということです。
これが成長企業が先に投じるべき代償です。
・ビジネスモデルを磨き抜く。
・顧客に同じ価値を届けられるようにする。
・サービスが改善される仕組みを作る。
・顧客に提供する価値のクオリティを
高め続ける
成長企業の社員はここに集中する。
そのようにマネジメントサイドも工夫する。
このビジネスモデルを磨き抜く前には直接
リターンに繋がらない投資は慎重になるべき
と考えている方です。
例えば、
いい採用のために、
オフィスを綺麗な場所に引っ越した方がいい
って説ありますが、これほんとでしょうか?
→そもそも綺麗なオフィスで働きたい!
みたいな人って優秀な人なんでしょうか??
少なくとも弊社で採用したい人は、
そんな薄っぺらい思考の人はとりたくない。
オフィスが綺麗なことと、採用ROIが
合致するかどうかはかなり疑問だと
思います。
ただし、ROIにつながるロジックや
根拠があればもちろんオッケーです。
成長企業で出世する人は、
ROIのロジックを数値で語れます。
この投資をすることで、どういうロジックで
いくらのリターンがあるか?
それを定量的に説明する力は
これからの時代マストな能力。
でも焦点を当てるべき視点は、
いかに
お客様への価値を高め、増やすか?
それを適正な利潤につなげるか?
ここにフォーカスする社員は経営視座を
持っていると言えます。
たとえば、昔の人材紹介で1名20万円で
紹介しているエージェントがありました。
顧客側の視点で言えば安いです。
ところが、20万円だと、いい人材集める
投資ができないため、ひどい人材の紹介
ばかりになる。
結果、20万円でも価値に見合わないサービス
と認知され、あっという間に倒産です。
一方で、1単価400万円のヘッド
ハンティング会社があります。
ここの紹介する人は役員クラス。
1名の採用が会社の命運を変えることも
ある。
1名の採用で、年商を30億円のばし、
創業者は苦手な業務から全て解放された
社長を知っていますが、
もし、こんな人を採用できたら400万円
なんて安い投資です。
これは社員に払う給料も同じ発想です。
あなたの給料が50万円だとしましょう。
そこで月間生み出せる売上が300万円
だとしましょう。
単純に自分250万円の利益を生み出せる
能力があるわけですね。
でも、月給30万円の人で同じく売上
300万円を作れる人が来たら?
月間利益270万円。+20万円の差。
年間で240万円の差になる。
こうなると50万円の給料の仕事は
なくなる可能性があるわけですね。
あなたの時給に対する付加価値と
今やっている仕事が見合うか?
これは常に見返した方がいい視点です。
給料が増えたら、その分あなたの
時間あたりの付加価値を上げないと
なりません。
前職でも10万円の給与が上がったのに
ずっと同じ見込み客に
テレアポしができない営業マンが
いました。
給料が上がったら見込み先を大手に
変えるとか、単価の高い商材を提案
してみるとか自分の生産性をハイコスパ
にすることが大切です。
ビジネスの本質は投じたお金より
大きなリターンを得ること
です。
そのリターンを得る際のマストなプロセス
で、顧客期待を超えるサービスが必要な
んです。
いろんな話をしましたが、
本日お伝えしたいことは1点。
成功者は先に代償を払う
ってことです。
あなたも成功者の道を歩み始めるには、
まずは、成功するために何を代償として
支払うか?を考えてみては
いかがでしょうか?